泰英ハーフの少年を殺害した男性を逮捕 友達の少女はまだ行方不明
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5月7日、ランパーン県メータ郡で、警察が「森で約15~20歳くらいの少年の遺体を発見した」という通報を受けました。
警察によると、現場では少年の遺体が仰向けの状態で発見しました。顔が血まみれになっていて、頭や顔には硬い物で殴られた傷があります。また、近くに死亡者の私物と思われる黒いショルダーバッグを発見し、中に入っていた身分証明書を確認すると、死亡者はランパーン県ソッププラープ郡に住んでいる17歳の泰英ハーフの少年(名前は公開されていない)であることが分かったとのことです。
少年の母親によると、少年は5月6日、友達と働きに行くと言って家を出かけましたが、どこに行くかまでは分からなかったとのことです。
後に少年と働きに行った友達は16歳の少女ピンポンちゃんであることが明らかになりましたが、現在は行方不明になっていて、少女の家族がSNSを通して行方を突き止めようとしています。
5月9日、警察が少年を殺害した犯人と思われるランパーン県メータ郡に住んでいたチャイワット容疑者(44歳)を逮捕しました。
チャイワット容疑者は最初に全ての容疑を否定しましたが、最終的に自分が少年を殺害したことを認めましたが、行方不明になっているピンポンちゃんのことについてまだ供述していません。
チャイワット容疑者は、自分と少年は麻薬配達者で、その日に森で2人で素材を集めると打ち合わせましたが、少年は自分に素材の場所について噓をついたため、怒りのまま死に至るまで棒で少年を叩いていたと警察に供述しました。
警察は現在、ピンポンちゃんがまだ生きている可能性があると検討し、徹底的に行方を突き止めています。