タイ王国国家警察庁 検問所での警察官にボディカメラや制服を義務付け
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1月上旬にバンコクを訪れた台湾人女優のシャーリーン・アン(安于晴)さん(32歳)がバンコク都内の検問所で電子タバコやビザなどの問題で警察官に2万7000バーツの現金を脅し取られたことが判明し、関係のある6人の警察官は収賄容疑などで逮捕されました。
これによって、タイ王国国家警察庁は今後、市民により一層、安心感と信頼感を与えるために、検問所での警察官は必ずボディカメラを装着するよう命じ、装着しない場合は検問所を設置することはできないと命じました。
また、制服を着用しない警察官もしくは私服警察官には断じて検問所を設置することはできないと命じられました。
他に、犯罪抑圧または交通規制の目的で検問所を設置する時、その辺りの事故記録や犯罪記録などの明白な参考資料が必要です。
検問所での警察官が先述の通りに従わなかったり、金銭を強要したりしたなどと告発された場合、検問所での警察官を含め、上級捜査官にも調査と罰則に連座することになります。