タイ湾の近くで発見された乗組員がいない謎の幽霊船 海の底へ沈む
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1月6日にタイ湾南部サムイ島沖の近くで、湾岸で石油掘削作業を行っていた作業員たちが発見した、中国の船舶とみられるこの全長60メートルほどのタンカー。
タイ王国海軍第2海軍管区司令部は、発見の報告を受けた後、すぐにドローンを配備して同タンカーの調査を開始しました。当時の様子を捉えた映像には暗闇の中で海に浮かぶタンカーが映っており、その姿はまさに「幽霊船」のイメージそのものです。武装した数名の兵士が乗り込み、真っ暗な船内を進んで慎重に確認していったが乗組員の姿はいませんでした。
ひと通り調査を終えた海軍は船内の水を半分ほどくみ出し、この船を沿岸までけん引しようとしていましたが、強風で海が荒れたことにより船内にさらに水が入り込み、今月9日にタンカーは海の底へ沈んでしまいました。