「ジ・アイコン・グループ」詐欺事件 検察が26日に「ボス・ミン」と「ボス・サム」を起訴へ
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タイで大きな社会問題となっているオンラインビジネス詐欺「ジ・アイコン・グループ(The iCON Group)」事件について、新たな進展がありました。
■ 3月26日に出頭・起訴へ
特別検察官は、2026年3月26日(木)午前、本件の主要容疑者である人気女優ピーチャヤー・ワッタナーマントリー氏(通称ボス・ミン)と、元俳優で政治家でもあるユラナント・パモーンモントリー氏(通称ボス・サム)の2人を出頭させ、ラチャダーピセーク通りにある刑事裁判所に起訴する方針を固めました。
■ 起訴に至る経緯
今回の起訴は、検察総長の最終判断に基づくものです。当初、特別検察官は「証拠不十分」として両氏を不起訴とする方針を示していましたが、捜査を主導する特別捜査局(DSI)長官がこれに異議を申し立てました。
DSI側は、「両氏は単なる広告塔にとどまらず、積極的に投資勧誘を行うなど、組織的詐欺に関与していた疑いが強い」と指摘しました。
これを受けて検察総長が再検討した結果、今年2月17日、DSIの意見を支持し、両氏の起訴を正式に決定しました。
■ 主な容疑内容
両氏は、すでに起訴されている他の幹部(ボス・ポール、ボス・カンら)と同様に、以下の罪で起訴される見通しです。
1. 詐欺罪(共同詐欺)
2. コンピュータ犯罪法違反(虚偽情報の入力)
3. 連鎖販売取引に関する違反(いわゆるねずみ講)
4. 無許可での直販事業の運営
■ 注目される今後の展開
26日の最大の焦点は、起訴後の保釈が認められるかどうかです。先に起訴された17人の被告(ボス・ポールら)は現在も保釈が認められておらず、勾留が続いています。
タイのメディアや世論は、今回の著名人2人に対しても同様の判断が下されるのか、注目しています。





















