アユタヤで日本人母娘が熱中症により運河へ転落 記録的猛暑に警戒呼びかけ
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タイ中部の世界遺産都市アユタヤを観光中だった日本人の母娘が、記録的な猛暑の中で熱中症を発症し、自転車ごと運河に転落する事故がありました。
事故が起きたのは3月下旬の午後、アユタヤ歴史公園内の旧市街地にある運河沿いの道路です。日本人観光客の母娘2人はレンタル自転車で遺跡を巡っていましたが、当時の気温は40度を超える危険な暑さでした。
目撃者の話によりますと、走行中に1人が突然意識を失った、あるいは激しい立ちくらみを起こしたように見え、そのままバランスを崩して自転車とともに運河に転落したということです。
幸い、近くにいた地元住民やバイクタクシーの運転手らがすぐに異変に気づき、運河に飛び込んで2人を救助しました。その後、現地の救急隊(アユタヤ・ルアムジャイ協会)により応急処置が行われ、市内の病院へ搬送されました。
病院によりますと、2人は命に別状はないものの、重度の脱水症状や体温上昇による衰弱が見られるということです。また、重度の熱中症に伴う合併症として肝機能障害の兆候も確認されており、現在は医師の管理下で安静にしながら経過観察が続けられています。
タイ気象局や医療機関は、この記録的な猛暑を受け、特に観光客に対して次のように注意を呼びかけています。
・外出の自粛:日差しが最も強い午前11時から午後3時の間は、屋外での活動(特に自転車走行などの運動)を控えること。
・水分補給:喉が渇いていなくても、こまめに水分や電解質を補給すること。
・移動手段の検討:猛暑日には自転車を避け、屋根のあるトゥクトゥクやエアコン付きの車両を利用すること。
現在、タイ全土で猛暑が続いており、観光の際には無理のないスケジュール管理が求められています。





















