プラサート・ター・クワーイ付近で爆発音 カンボジア兵が自ら設置した地雷を踏んだ可能性
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2025年8月20日夜、タイとカンボジアの国境、スリン県側のプラサート・ター・クワーイ(ปราสาทตาควาย)付近で少なくとも1回の大きな爆発音が発生し、周辺住民を騒然とさせました。タイ国軍第2管区は、この爆発音は同地域をパトロールしていたカンボジア軍兵士が、自軍で設置した地雷を踏んだことによるものとの初期的な見解を示しました。
タイの治安当局による初期調査では、同地域におけるタイ軍とカンボジア軍との衝突は確認されておらず、タイ側にいかなる損害や兵士の損失も報告されていません。
第2管区は国民の不安を和らげるために声明を発表し、聞こえた音は砲撃や戦闘によるものではなく、カンボジア側で発生した事故である可能性が高いと説明しました。なお、カンボジア側からは、この事件によりカンボジア兵に死傷者が出たとの未確認情報が報じられています。
プラサート・ター・クワーイ国境付近の状況は、紛争地域における対人地雷の不正な敷設問題や対立が続いており、依然として緊張状態にあります。これ以前にも、カンボジア側が不正に持ち込み設置した対人地雷「PMN-2」が多数発見され、回収されています。
これを受け、第2管区は同地域の部隊に対し、国境沿いの監視と状況追跡を一層強化し、国家主権とタイ国民の安全を確保するよう指示しました。また、誤解から生じうる事態の深刻化を防ぐため、外交ルートおよび国境協力メカニズムを通じた調整も行われています。





















