映画館で騒ぐ子供を注意した女性 子供の親に暴行されかける
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あるタイ人女性は2025年6月3日、映画館で騒いでいる子供を注意したことで子供の親から身体的な暴力を受けそうになった出来事を自身のFacebookに投稿しました。
女性によると、彼女とその彼氏は映画を鑑賞しており、最後列のカップルシートに座っていました。問題の家族は、そのすぐ前の列のカップルシートに座っていました。上映中にもかかわらず、親は2人の子供を別の席に一人で座らせ、子供たちは何度も大きな声で話し、上映中に外に出てお菓子を買い、また席の間を行き来し、お菓子の袋をバリバリ開けて音を立てるなど、マナー違反な行動を繰り返しました。
女性はついに我慢できず、「静かにしてください」と穏やかに注意。子供たちはそれ以降静かになり、そのまま映画を見続けました。
映画の終盤、子供の親が「誰がうちの子を叱ったのか」と探し始めましたが、女性は既に注意してから時間が経っていたため、他の誰かが注意したのかと思い気に留めませんでした。親は子供を連れて映画が終わる前に退席しました。
上映終了後、女性と彼氏がゲームセンター側へ歩いていたところ、子供の母親が詰め寄ってきて、「あんたが子供を叱ったのか!」と責めてきました。女性は「丁寧に注意しただけで、怒鳴ってはいない」と説明しましたが、相手は納得せず、「子供はうるさくなかった」と主張し、感情的になって声を荒げました。
女性は、「注意しただけなのに、なぜそんなに怒るのか」と感じたといいます。また、「子供が迷惑をかけたなら、親が責任を持つべき。公共の場ではマナーが必要であり、それを他人が注意してくれたなら感謝すべきだ」と述べました。
言い争いが激しくなり、子供の母親が手を上げて攻撃しようと近づいてきました。彼氏が止めたものの、女性の手が当たり、女性の腕に引っかき傷ができ、髪も少し引っ張られました。明らかに暴力を振るう意志があったといいますが、幸い大事には至らず、その場は解散となりました。
事件後、女性はすぐに警察に通報。「相手は冷静さを欠いていて、ただ勝ちたいという気持ちだけで動いていた。私は丁寧に注意しただけで、決して怒鳴ってはいない。相手は一切非を認めようとしなかった」と語りました。
