「ビア・ザ・ボイス」と「ヌム・カンチャイ」の騒動 法廷問題に発展
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最近、有名な女性歌手兼ネットアイドルの「ビア・ザ・ボイス(Beer The Voice)」さんと、人気ニュース番組「ホーンクラセー(Hone-Krasae)」の司会者「ヌム・カンチャイ・カムナードプローイ(Num Kanchai Kamnerdploy)」さんとの間に起こった騒動が、SNS上で大きな注目を集めています。
騒動の発端は、ビアさんがFacebookに「いつも不倫のニュースばかり報道してる」などと投稿したことから始まり、多くの人がこの投稿は「ホーンクラセー」番組への当てつけだと受け取りました。この投稿によりヌムさんのファンから反発が起こり、ビアさんは「特定の番組を指したものではない」と釈明しました。
その後、ヌムさんはFacebookに「視聴者からのリクエストには応えたいが、知識が足りなかったり、他番組の方が得意な場合もある」と投稿し、これがビアさんへの反論だとファンは受け取りました。
ビアさんのマネージャーであるデューさんは、ヌムさんに直接電話をして誤解を解こうとしました。通話後、デューさんはビアさんに「ヌムさんはビアさんを批判したわけではなく、むしろビアさんが怒っているのではと心配していた。ファンの行動に対して謝罪していた」とLINEで伝えました。ビアさんはそのメッセージのスクリーンショットをFacebookに投稿し、ヌムさんが謝罪したとファンに示しました。
その後、ヌムさんは「自分はビアさんに謝罪していないし、投稿もビアさんを指したものではない。これ以上の騒動は終わらせたい」と改めて主張し、ビアさんに投稿を削除して、『謝罪』という言葉を『心配』に訂正するように要求しました。
ビアさんはそれに対し、「ヌムさんが電話でマネージャーに言った内容と違っている。実際に謝罪はあった」とFacebookで再度主張し、「勝ちたいわけではない。ただ自分を守りたいだけ」と強調しました。
これを受け、マネージャーのデューさんは「誤解を招いたのは自分の調整ミスで、ヌムさんは実際には謝罪していない。フレンドリーな雰囲気を作るためにそう伝えた」とFacebookで釈明しました。
しかし、ビアさんは依然としてヌムさんが実際に謝罪したと主張し、「そんな嘘をつくのは男らしくない」とFaceboonに投稿しました。(この投稿で、ビアさんはヌムさんのことを「アーワン(อาหวัง)」と呼んでいます。これはスラングで、下心を持って女性に親切にする男性を意味します。)
この投稿で我慢の限界に達したヌムさんは「ここまで事実を歪めて越えてはならない一線を越えるなら、法的措置を取る。今まで我慢してきたが、もう限界だ」とFacebookに投稿しました。
現在、この騒動がどのような結末を迎えるのか、SNS上では大きな関心が寄せられています。事態はすでに法的手段も視野に入れた深刻なものになっています。
