CHINA RAILWAY社のノミニー事件 容疑者3人がDSIに出頭
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4月21日、特別捜査局(DSI)の副局長は、CHINA RAILWAY NUMBER 10(THAILAND)社に関するノミニー事件で指名手配されていたタイ人男性の容疑者3人が、同局に出頭したことを明らかにしました。
この会社は、3月末に発生した地震によって崩壊したタイ国家会計検査院(SAO)の建物を請け負っていた企業です。
3人の容疑者はCHINA RAILWAY NUMBER 10(THAILAND)社の株主および取締役として名を連ねていましたが、DSIの調査により、彼らは大規模な事業を運営するに足る資力や、建設工学に関する専門的な知識・職業経験を有していないことが判明しました。このため、外国人事業法に基づく「ノミニー(名義貸し)」の容疑で逮捕状が発行されていました。
また、これに先立ち、DSIは4月19日にバンコクのラチャダーピセーク地区のホテルにて、同社の筆頭株主である中国人実業家を逮捕しています。
今後、DSIの捜査官は容疑者に対して正式に起訴内容と権利を告げた上で、取り調べを行う予定です。
