歯科クリニックやレストランに侵入して女性客にわいせつな行為をした男性を逮捕
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8月16日午後7時20分ごろ、プーケット警察はラッサダラムルック通りにあるデントフレンドという歯科クリニックのスタッフから「ある男性がクリニックに侵入して女性客にわいせつな行為をした」と通報を受け、現場に駆けつけました。
現場では、パニックに陥っていた来客、スタッフ、歯科医がクリニックの前で警察を待っていました。一方、犯人は現場近くの住民によって現場から追い払われました。
警察はクリニックの防犯カメラの映像を調べたところ、酔っ払っているように見えた20代の男性容疑者がクリニックに入り、受付のスタッフに金銭20バーツを要求しましたが、断られました。男性容疑者はクリニック内をしばらくうろついていた後、突然ソファに座っていた女性客に飛びかかり、堂々とわいせつな行為をしていました。その後、クリニックの向かい側にいた男性がクリニックに入り、男性容疑者を追い払いました。
警察は同日午後9時20分ごろ、クリニックからおよそ1キロを離れた場所で男性容疑者を発見し身柄を拘束してプーケット警察署に連行しました。逮捕されたのはタイ人男性のポンサック容疑者(35歳)です。
警察の取り調べに対し、ポンサック容疑者は茫然自失の状態で、支離滅裂な言動を繰り返していたため、精神疾患の可能性があるとして、精神科医による鑑定を受けることになりました。
また、警察が調べたところ、別件でポンサック容疑者は同日午後8時9分ごろ、プーケット内のレストランに侵入して女性客にわいせつな行為をしましたが、レストランのスタッフに追い払われたことがあるとわかりました。
動画:https://youtu.be/jdVIr-DWpQA
確かに、このような状況では、犯人が武器を持っているかどうか分からないため、安易に助けに行けないのは当然ですが、それでもスタッフや歯科医が店の奥に逃げ込むのではなく、店の前に出て助けを求めるべきだったのではないでしょうか。