警察士官学校の入学試験の不正行為で17人を逮捕 残り1人は逃亡中
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3月29日午後3時頃、タイ国家警察本部(RTP)は、タイ王国警察士官学校の入学試験の不正行為に関与したとして、17人の容疑者を逮捕したと発表しました。
発表によると、容疑者17人のうち2人は、最大与党・国民国家の力党(PPRP)の選挙候補者と、野党第2党・前進党(MFP)の選挙候補者であることが分かったとのことです。
調査によると、容疑者たちが去年11月下旬、入学試験の後から、LineやFacebookなどのSNSを通して、入試問題正解を販売していたと明らかになりました。また、購入者たちが11月下旬から入試問題正解を購入していたことを認めました。
容疑者のうち2人が政党の選挙候補者であることについて、警察は訴追するための証拠を持っていて、断じて政治的効果を狙ったわけではないと主張しました。
警察は今後、このような事件を起こさせないよう、監督しやすくするために試験場を減らすなど、より厳重な防御対策を行うことにします。
なお、この事件の容疑者は実際に18人いて、残りの1人はこの前に入学試験の不正行為で逮捕されたことがある元巡査部長であると判明しましたが、現在は逃亡中です。