物価上昇問題 市民が政府による解決を期待しない
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ラチャパット・スアンドゥシット大学の世論調査センター「スアンドゥシット・ポール」は1月30日、物価上昇問題について大多数の市民が政府による解決を期待していないなどとする世論調査結果を発表しました。同調査は1月24~27日にかけて実施され、全国の1383人が回答しました。
物価が上昇して国民の生活を圧迫している問題について、「政府が解決できると思うか」との諮問に対し、82.69%が「確信が持てない」、47.27%が「少し期待している」、35.42%が「まったくそう思わない」と回答しました。
「値上がりしている品目は何か」との質問では(複数回答)、92.75%が「豚肉」、74.24%が「ファストフード」、71.79%が「たまご」、57.07%が「植物油」、56.13%が「鶏肉」などと回答しました。
値上がりの原因については、65.02%が「家畜の感染症」、64.22%が「売り惜しみや価格操作」、63.13%が「中間業者による不当な値上げ」などと回答しました。