タイ国会が民主派の憲法改正案を大差で否決
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タイ国会は11日17日の上下両院会議で、議会上院(定数250)の廃止などを盛り込んだ市民団体による憲法改正案を賛成206票、反対473票、棄権6票で否決しました。
議会下院議員249人と上院議員224人が反対票を、下院議員203人と上院議員3人が賛成票を投じました。
否決された改正案は、プラユット軍事政権が議員を選任した非民選の上院の廃止、王党派・保守派の影響力が強い憲法裁判所の改革、クーデターの禁止などを盛り込んだもので、有権者13万5000人が署名しました