2月23日にバンコク中心部でタイ反政府デモ再燃
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タイ反政府デモは2月23日午後5時頃から、バンコク中心部の交差点に数百人が集まり、近くにある警察本部まで行進しました。野党が国会に提出したプラユット首相らに対する不信任決議案が20日に否決されたことを受け、改めて政権退陣を要求しました。不信任案の審議で野党が指摘した警察官の昇進を巡る汚職疑惑を非難しました。
国王の権限縮小を含む王室改革を求めて20年後半に活発になったデモは、コロナの第2波により昨年末以降は一時控えられました。しかし、当局がデモ参加者を不敬罪で取り締まる姿勢を強めたため、2月に入り街頭での抗議活動が再燃しました。警察はデモが行われるたびに解散を指示しています。