タイ航空、1~9月の純益が511億バーツに達す
詳細
経営破綻により会社更生手続中のタイ国際航空は11月15日、今年1~9月期の純益が511億バーツに達しました。
関係筋によれば、経営状態が改善したのは、資産売却やさまざまな会社更生手続きが執られたことが理由という。
また関係筋は、「新型コロナの深刻な感染拡大が起きなければ、タイ航空の来年の売り上げは少なくとも500億バーツに上ることが予想される」と言いました。
タイ航空は慢性赤字体質で経営が危機的な状況だったところへ、2020年以来、新型コロナウイルス感染症で航空需要が激減し、経営が破たんしました。債権者の同意を受け、今年6月、タイ破産裁判所が会社更生計画を承認しました。