タイの有名ニュースキャスターの死亡事件 監視カメラ映像により自殺と断定 捜査終了へ
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タイのテレビ局「チャンネル8」の有名ニュースキャスターである「ナット・ポン」こと、ナッタウット・ポンランカー氏(35歳)が先月末に急死した事件について、警察当局は捜査結果を発表しました。
前のニュース:https://www.thaiiku.com/news_detail/id/4558
事件の概要と最新の捜査結果は以下の通りです。
■ 事件の発端と疑惑
ナッポン氏は2025年11月30日、タイ中央部ノンタブリー県の自宅にて遺体で発見されました。司法解剖の結果、遺体の胃の内容物と血液から猛毒の「シアン化物(青酸カリ)」が検出されたことから、事態は急変しました。
当初、友人らとの会食直後であったことや、腕に注射痕のような傷が見つかったことから、ご遺族は「何者かに毒を盛られた可能性がある」として警察に徹底的な捜査を求めていました。
■ 捜査による事実解明
警察は、現場の証拠品回収および防犯カメラの解析を進め、12月12日に以下の事実を明らかにしました。
・防犯カメラの映像:現場となった部屋のカメラ映像を復元した結果、死亡時のナッポン氏は、部屋に一人きりであったことが確認されました。第三者が侵入した形跡や、他者から強要された様子は一切映っていませんでした。
・死因の特定:映像および現場に残された物証から、本人が自ら毒物を摂取したことによる自殺と断定されました。
・注射痕の解明:腕に残っていた注射痕については、遺体発見時に駆けつけた救急隊員が蘇生措置および強心剤を投与した際にできた医療行為の痕跡であり、事件とは無関係であることが医学的に証明されました。
■ ご遺族の反応と今後
警察から決定的な証拠となる映像と捜査報告を受けたご父様とご母様は、涙ながらに事実を受け入れ、死因についてこれ以上の疑問はない(不審死としての提訴はしない)との意向を示しました。
ご遺体はすでにご家族の元へ戻り、仏教形式による葬儀が行われています。火葬式は12月14日に執り行われる予定です。





















