民間企業は「バンコク・サンドボックス」を提案
詳細

タイの民間企業は、新型コロナウイルスワクチン接種済みの顧客を受け入れる「バンコク・サンドボックス」モデルを提案しており、ビジネスの再開を期待しています。
タイ商工会議所のサナン会頭によると、民間企業は事業再開のために、SHA+(Safety and Health Administration Plus)などの基準、新型コロナウイルス対策のガイドラインに沿った事業の推進、スタッフのワクチン接種率70%など、3つの対策を提案しています。
「新型コロナウイルス対策のガイドラインに沿った事業の推進」は、顧客がワクチン接種情報が記録されている「デジタルヘルスパス」を使用し、さらに抗原検査キット(ATK)での検査結果を提示できる顧客を受け入れるというものです。
「スタッフのワクチン接種率70%」は、対策に厳密に従うことができる特定の小売業で試験版の開始を目指します。
なお、現在店内飲食が禁止となっているバンコクなど「ダークレッドゾーン」で、ワクチン接種済みの顧客を受け入れる「レストラン・サンドボックス」の提案も行われています。