タイ商務省国内取引局 ジェイ・ファイに原材料費の開示を命令 有罪の場合は禁固7年・罰金14万バーツの重罰も
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バンコクの有名レストラン「ジェイ・ファイ」の料理価格をめぐる問題で、ある客がメニューに1,500バーツ(約6,300円)と記載されている「カニの卵焼き」に4,000バーツ(約16,800円)を請求されたと訴えた件を受け、タイ商務省国内取引局(DIT)は調査に乗り出し、同店に対して原材料費およびその他経費の詳細を明らかにするよう命じました。不当に高額な価格で商品を販売していると判断された場合、禁固7年もしくは罰金14万バーツ(約58万8,000円)、またはその両方が科される可能性があります。
この問題は、ある著名なユーチューバーがジェイ・ファイでの食事体験を公開し、請求書のカニの卵焼きの価格がメニュー表示より大幅に高いことを明らかにしたことから始まりました。店側は、これは特別な食材を使用した「VVIPカニの卵焼き」であり、事前に客に伝えていなかったと説明しました。
まず、消費者保護委員会事務局(OCPB)、国内取引局、および消費者保護犯罪抑制部(CPPD)が共同でジェイ・ファイの店舗を調査し、1999年商品及びサービス価格法に基づき、商品またはサービスの価格を明確に表示しなかったとして、2,000バーツ(約8,400円)の罰金を科しました。
しかし、問題はそれだけでは終わりませんでした。国内取引局は、販売価格が原材料費、人件費、その他の経費と見合っているかどうかを詳細に分析するため、ジェイ・ファイに対し、カニの卵焼きおよびその他のメニューのコスト構造に関する情報を提出するよう命じました。
1999年商品及びサービス価格法第29条では、事業者が不当に高額な価格で商品を販売することを禁じています。委員会がジェイ・ファイの行為がこれに該当すると判断した場合、同法第41条に基づき、7年以下の禁固もしくは14万バーツ(約58万8,000円)以下の罰金、またはその両方が科されることになります。
国内取引局は、すべての事業者に対し、消費者への公正を期すため、販売価格を明確に表示し、コストに見合った価格で商品を販売するよう改めて強調しました。不当に高額な商品販売や価格表示の不備を見かけた場合は、国内取引局のホットライン1569に通報し、職員による調査を依頼することができます。





















