タイ・カンボジア国境総委員会(GBC)会議で13項目の停戦合意に到達 国境の緊張緩和へ前進
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2025年8月4日から7日にかけてマレーシアで開催されたタイ・カンボジア国境総委員会(GBC)会議において、両国国境地帯の緊張状態を緩和し、平和を回復することを目的とした13項目からなる停戦合意が共同で採択されました。この合意は、軍事面および人道協力の側面を包括する重要な内容となっています。
両国の安全保障担当高官が出席したこの会合では、衝突を防止し、相互の信頼を醸成するための具体的な結論に至りました。合意された13項目の詳細は以下の通りです。
1. 武力行使の完全停止:あらゆる種類の武器の使用および武力行使にあたる全ての行為を停止する。
2. 現状の配置維持:各々の部隊は現在の配置を維持し、部隊や装備の追加移動は行わない。
3. 戦力増強の禁止:国境地域への兵力や武器装備の増強は行わない。
4. 挑発行為の回避:相手側の誤解を招いたり、緊張を高めたりする可能性のあるいかなる挑発行為も慎む。
5. 民間人の保護:両国民の生命および財産の安全保護を最優先する。
6. 相手陣地への接近偵察の禁止:不必要な対峙を避けるため、相手側の陣地へ接近しての偵察活動を禁止する。
7. 合同作業部会の設置:現地レベルでの問題調整と即時解決のため、合同作業部会を設置する。
8. 通信チャンネルの開設:各レベルの部隊指揮官間で定期的な通信・連絡を維持する。
9. 二国間メカニズムの支持:あらゆるレベルの国境委員会メカニズムを活用し、平和的手段による紛争解決を図る。
10. 情報交換:正確な理解を促し、紛争につながりかねない偽情報・歪曲された情報を防ぐため、情報を交換する。
11. 共同活動の推進:国境地帯の軍および住民間における良好な関係を築くための共同活動を推進する。
12. 国境往来の円滑化:住民への影響を緩和し、往来を促進するため、国境検問所の開設を検討する。
13. 人道支援:状況により影響を受けた人々に対する人道支援で協力する。
この13項目の合意は、タイ・カンボジア両国の関係回復と協力における重要な一歩と見なされています。両国は、国境地帯に持続的な平和と安定を回復するため、合意を厳格に遵守する意向を表明しました。





















