タイで日本人のヤクザらにボコられた日本人男性 タイ検事総長府に告発
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ペルー国籍を取得した日本人男性のコバヤシカワ・テツオさん(35歳)が2月7日、日本人のヤクザ5人に身体に危害を加えられて重傷を負ったとしてタイ検事総長府に告発しました。
発端は2022年10月18日、コバヤシカワさんがバンコクのプラカノン地区の飲食店で友達と食事しているうちに、容疑者らにゴルフクラブでぶっ叩かれ、お店の前に連れて行かれて気絶するまで暴行を受けました。
その動機については、コバヤシカワさんと容疑者の1人がパートナーとしてともにカラオケ店とレストランを運営していましたが、ビジネス上のトラブルがあったため、仲間割れしたことだとみられます。
コバヤシカワさんは、鼻骨骨折、眼窩底骨折、全身打撲という重傷を負い、2ヶ月以上入院しており、40万バーツ以上の治療費を支払ったとのことです。
コバヤシカワさんは当時、クロンタン警察署に被害届を出しましたが、容疑者らは傷害罪ではなく、暴行罪として禁錮2ヶ月の執行猶予の判決を受けたことで、コバヤシカワさんは自分が公平に扱われていないと不満を持っていました。
またコバヤシカワさんは、このヤクザのグループが日本で特殊詐欺に関与し、レストランなどの様々な営業を通してタイでマネーロンダリングを行っていたと述べました。