強盗罪や銃刀法違反などの容疑で身柄拘束中の容疑者が病院から逃走
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強盗罪、自由に対する罪、銃刀法違反などの容疑で身柄拘束中のチャオワリット・トーンドゥアン(37歳)が10月23日、マハラート・ナコンシータマラート病院から逃走しました。
チャオワリット容疑者が10月20日、同病院で歯科治療を受ける最中に、目眩や足が弱る症状が発生したため、そのまま入院することになりましたが、10月23日の深夜に病院から逃走したとのことです。
タイ矯正局によると、チャオワリット容疑者は単独で逃走ではなく、病院からの逃走を支援したり、逃走用の車や避難場所を提供したりする協力者もいたという。
病院の監視カメラから見ると、チャオワリット容疑者が、位置追跡装置(GPS)が設置された足首に足枷をはめられず病室を出て、用意されたピックアップで逃走したことがわかりました。
なお、ナコンシータマラート刑務所の長官が、チャオワリットの逮捕につながる情報を提供した人に懸賞金として10万バーツを支払うことを発表しました。
チャオワリット容疑者は、強盗罪、自由に対する罪、銃刀法違反などの容疑で、合計懲役は21年3か月と25日で、出所日は2043年5月6日となっています。他に、薬物犯罪、資金洗浄罪、殺人罪など、まだ検討中の罪も多数あるそうです。