冷凍庫の中に女性の遺体発見 死因不明
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11月19日、タイ北部ピサヌローク県ワットボート区の自宅で、男性から「冷凍庫の中に母の遺体を発見した」と警察に通報がありました。
現場に駆け付けた警察によると、電源のはいていない鶏肉用の冷凍庫の中に、口と頭に粘着テープを貼られた女性の遺体が入っていました。
死亡者は、58歳の元フライドチキン屋さんで、死亡してから3日間以上は経っていると見られます。
遺体を発見した息子によると、母は過去に村内でフライドチキンを販売していましたが、精神疾患が発病して以来、フライドチキン販売をやめ、病院で治療を受けながら家で暮らしていました。
11月14日に母が父と軽く喧嘩し、15日に母が「借金ばかり作り、いい妻になれなくてごめん。君がこれから安心して暮らせるよう、私はバンコクに移住する」という父あての手紙を残し、家を出て行方が分からくなっていました。
母は以前にも度々家出をして間もなくして帰えてくる行為を繰り返していたため、今回も同じだと思っていましたが、11月19日の朝、使われなくなった鶏肉用の冷凍庫の中から腐った匂いがし、冷凍庫を開けて見たら、母の遺体を発見したとのことです。
警察は、今回の事件は殺人事件か自殺事件か、また死因については、捜査当局に検視を委ねていますが、息子と夫は絶対に自殺事件ではないと確認しています。
11月21日、捜査当局から検視の結果が出ましたが、死因は不明だったため、現場からの証拠も含め、DNA鑑定などを行います。