4~5年間姿を消したうつ病の男性 家で骨が見つかる
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11月20日、バンコクのスアンルアン区にある住宅街で、男性から「家で弟の遺体を見つけた」と警察に通報がありました。
遺体を見つけた兄(死者とは別の家に住んでいる)の話によると「約4~5年前、一人暮らしでうつ病の弟は海外に出張すると言っていて、それ以来連絡がつかなく、2018年に警察に失踪届を出しました。」と警察に弟と連絡が取れなくなった時の状況を提供しました。
その後、約4~5年間放置されたこの家を修復しに来た兄は、家庭内で骨になった海外出張に行くかと思った弟の遺体を見つけたということです。
警察の調べによると、遺体の首に約1メートルの電線が引っかかり、家庭内で遺書を見つけましたが、文字が薄すぎて内容が分かりませんでした。
また、家庭内で泥棒による侵入や物を荒らす痕跡などを見つけず、近所の人によると、この4~5年間特に異常なことに心当たりもなかったとのことです。
死因について、警察はうつ病による自殺と見られ、今後DNA鑑定などを行い、遺体を見つけた男性の弟の骨かどうか詳しく調べます。