タイ北部パヤオ県プーサーン郡 台風7号「ムーラン」による大雨 浸水など大きな被害
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南シナ海で発達中の熱帯低気圧が台風7号(ムーラン)の影響で、8月12日にタイ北部パヤオ県プーサーン郡では、これまでに経験したことがない記録的な大雨となっており、浸水などの被害が発生しています。
パヤオ県プーサーン郡によりますと、台風7号(ムーラン)による記録的な大雨で、水が貯水池の限界を越えてあふれ、郡内にある住宅が浸水しているということです。
また、現在建設中の道路が、水の流れを邪魔になったこともその原因のひとつだと考えられるということです。
その結果、逃げ切れなかった一部の市民は家の2階に逃げ込んでおり、運べなかった家の1階にある家財道具が浸水している被害の対応に追われています。
現在、郡や警察、軍、救助隊などが人命救助を進めています。