ミャンマー空軍の戦闘機がタイ領空に侵入 タイ首相「旋回が予想以上広かっただけ」
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ミャンマー空軍とカレン国立解放軍の戦いが続くなか、今日(7月1日)ミャンマー空軍の戦闘機「ミグ29」がタイの領空、ターク県にまで15分くらい侵入していました。
また、タイの領空に侵入しているミグ29からの機関銃やミサイルも打たれ、人の自宅や車にも大きな被害が及ぶこともあり、必死に逃げた先生や学生はバンカーに避難しました。
財産に対して損害をもたらし、市民も怖がっているなか、タイのプラユット・チャンオチャ首相の記者会見が行われました。
プラユット首相は「この件についてミャンマー側と話した。彼らは謝罪し、二度と領空を侵入しないと約束した。彼らは不法侵入したつもりではなく、飛行機の旋回が予想以上広かっただけ、それでタイの領空に入っちゃったが、別に大したことはない」と記者会見をしました。
また、タイ空軍報道官は「侵入された後の5分、うちの戦闘機「F16」を出動させ、彼らにこんなことは二度と起きないよう注意した。多分、その辺は密林の地形だったため、彼らにはどこが領空か分からなかったと思う」と発表しました。