新たな変異株対策、アフリカ8カ国からのタイ入国を禁止
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南アフリカで新型コロナの新たな変異株「オミクロン株」が検出され、感染力の非常に強いウイルスである可能性が指摘されていることから、タイ保健省疾病対策局は11月27日、南アフリカ、ボツワナ、エスワティニ、レソト、マラウイ、モザンビーク、ナミビア、ジンバブエの8カ国からの来訪者のタイ入国を12月1日から当面禁止する発表した。
プラユット首相は、「政府は新たな変異株に関する最新情報を世界中から集めており、もし必要なら制限措置を変更する」と述べ、当局が迅速に対応する方針であることを強調しました。
保健省疾病対策局は11月28日、最近になってアフリカ南部の国々から1007人がタイに入国したが、オミクロン株の感染が確認されたケースは今のところ皆無であると発表しました。
また、保健省疾病対策局によると、タイ国内にオミクロン株が入り込んだことを示す事例は報告されていませんが、オミクロン株かどうかを確認すべくすべての私立病院に対し、新型コロナ感染が確認された検体を提出するよう求めているとのことです。