バンコク首都圏で洪水、チャオプラヤー川が氾濫
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バンコク首都圏では11月8日、チャオプラヤー川が氾濫して洪水が発生し、川沿いの広い範囲で住宅や道路が浸水・冠水しました。その結果、一部の地域では通勤が困難になり、サムットプラカーンからバンコク内陸部、ラマ3、バンラック、ノンタブリー周辺が被害を受けています。BTSサムロン駅直結のインペリアルワールドサムロンの裏手は、完全に水没しており、大渋滞が発生しています。
サムットプラカーン県のプラプラデーン地区の水位はさらに高く、水が堤防から溢れ出ています。下水道から押し出された汚水が周辺の村人の道路や家屋に洪水を引き起こしています。一部の道路では、水位がほぼ60センチメートルにまで達し、一部の家屋では1メートルを超える高さで浸水していました。
また、満潮で川の水位が上がったためで、バンコク首都庁(BMA)は11月20~26日と12月4~10日も注意が必要だと呼び掛けています。