日本の「キハ40/48」試験走行に成功! 来年初頭「バンコク-アユタヤ」路線に導入へ
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タイ国有鉄道(SRT)は、日本から譲り受けたディーゼル気動車「キハ40/48形」の試験走行が成功裏に完了したことを発表しました。第一弾として、2026年初頭より「バンコク-アユタヤ」路線での運行を開始する予定です。
SRTは2025年10月24日、マッカサン車両工場からアユタヤ駅までの区間で、実際の運行を想定した走行試験を実施しました。これに先立つ技術試験に続き、今回の実走行試験も「問題なく通過(合格)」し、営業運転に向けた準備が整ったことが確認されました。
計画によると、最初に運行が開始されるのは「バンコク-ドンムアン-アユタヤ」を結ぶ路線です。まず改装が完了した6両が投入され、2026年初頭のサービス開始を目指しています。
SRTは現在、残る14両のキハ40/48形の改装作業も急ピッチで進めています。これらの車両が完成次第、「バンコク-チャチューンサオ」路線や「バンコク-ナコーンパトム」路線など、他路線へもサービスを拡大し、国民の交通の利便性向上を図る方針です。





















