ワチラ病院前の道路が大規模陥没 患者・住民が緊急避難
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2025年9月24日午前7時ごろ、バンコク都ドゥシット区のワチラ病院前にあたるサムセン通りで大規模な道路陥没事故が発生し、深さ数十メートルの巨大な穴が出現しました。この影響で、周辺道路は閉鎖され、患者や近隣住民が緊急に避-難する事態となっています。
動画:https://www.youtube.com/shorts/8Zs5NdYKsEI
路面が広範囲にわたって崩落、その後も陥没は拡大し続けています。初期報告によると、陥没によって生じた穴は幅約30メートル、奥行き約30メートル、深さ50メートルに達しており、現在も崩落が続いていることから、周辺の建物への影響が懸念されています。
サムセン消防・救助隊、ドゥシット区役所、警察を含む関連機関の職員が現場を管理し、周辺の交通整理にあたっています。安全確保のため、サムセン通りはワチラ病院交差点からサンヒー交差点まで、およびクルントン橋の都心方面が通行止めとなりました。
ワチラ病院は外来診療を中止すると発表し、現場付近の病棟から患者を移動させました。同時に、近隣の集合住宅や建物の住民にも安全のために避難指示が出されています。現在のところ、この事故による死傷者の報告はありません。
初期調査によると、陥没の原因は、新たな鉄道路線の建設現場付近で、道路の地下にある巨大な水道管が破裂したことによる可能性が指摘されています。しかし、専門家が現在、正確な原因の特定を進めています。





















