タイ外務省 3つの条件が満たされるまでカンボジア国境を開放しないと強調 在タイ日本大使館Facebookページへの批判殺到についても日本側に説明
詳細
タイ外務省は、カンボジア側がタイの掲げる安全保障上の3つの主要な条件を具体的に履行しない限り、タイ・カンボジア間の恒久的な国境検問所を再開しないという明確な立場を改めて表明しました。また、タイのネットユーザーが在タイ日本国大使館のFacebookページに多数のコメントを投稿した件について、日本側に説明を行ったことを明らかにしました。
2025年9月12日、タイ外務省報道官のニコンデット・パランクーン氏は、タイ政府は従来の方針を堅持しており、国境検問所の開設は以下の3つの主要な問題で著しい進展が見られた場合にのみ検討されると述べました。
1. 地雷の撤去: 両国の国民および職員の安全のため、国境地帯の地雷を完全に撤去しなければならない。
2. 重火器の撤去: 緊張を緩和し、信頼関係を醸成するため、国境地域から重火器および軍事装備を撤去しなければならない。
3. 詐欺グループの撲滅: カンボジア側は、国境地帯を拠点とするコールセンター詐欺団などの国境を越えた犯罪ネットワークの撲滅に真摯に取り組む姿勢を示さなければならない。
同報道官は、ココンで開催された第1回タイ・カンボジア一般国境委員会(GBC)特別会合で原則的な議論に進展はあったものの、これら3つの条件がカンボジア側によって具体的に満たされない限り、実際の国境開放は行われないと強調しました。
■ 日本大使館Facebookページへの批判殺到について日本側に説明
日本がサプライチェーンへの影響を懸念し、早期の国境開放を望んでいるとの報道を受け、多くのタイ国民が在タイ日本国大使館のFacebookページに批判的なコメントを投稿した件について、外務省報道官は、この件に関して日本側と意思疎通を図り、理解を求めたことを明らかにしました。
ニコンデット氏は「我々は日本側に対し、国境開放の検討プロセスには時間が必要であり、安全保障上の条件が最重要であることを説明しました。これはタイとして譲歩できない立場です」と述べ、日本側はタイの状況とプロセスを理解していると付け加えました。





















