パタヤのレストラン セクシーな服装の店主が炎上 衛生観念を巡り批判殺到
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タイ東部チョンブリー県パタヤにあるレストランが、SNS上で大きな批判を浴びています。問題となったのは、店のプロモーション用に作成された動画。店の女性オーナー(33歳)が、セクシーな服装で調理を行う様子が映されていましたが、エプロンや帽子は着用していませんでした。調理用手袋ははめていたものの、同じ手袋で食材や調理器具を触っていたことも指摘されています。
ネットユーザーの多くは、汗や髪の毛が料理に混入する可能性があるとして、このような服装は調理に不適切で不衛生だと批判。また、「消費者に敬意を払い、自らの職業を尊重するためにも、もっと適切な服装をすべきだ」との意見も寄せられました。
これに対し、動画に登場した女性オーナーは「あの動画はあくまで店の宣伝コンテンツとして撮影したものです。セクシーな服装は、他の店との差別化を図り、厳しい経済状況下で注目を集めるためのマーケティング戦略です。店には100人近い従業員の生活がかかっています」と説明しました。
さらに、女性オーナーは「どの動画も、SNSに投稿するわずか1〜2分のクリップのために、撮影には1時間近くを費やしています。お客様に提供する料理を実際に調理している時間帯に撮影したものではありません。実際の厨房では、調理スタッフ全員が衛生基準に従い、帽子とエプロンをきちんと着用しています」と述べています。
また、女性オーナーは「当店ではお客様の清潔と安全を最優先に考えています。これまでと変わらずご愛顧いただいているすべてのお客様に感謝しており、多くの方が何度も足を運んでくださることが、私たちの料理とサービスの質を証明しています」と強調しました。
最後に、女性オーナーは「社会からの批判は理解しており、すべてのご意見に耳を傾ける所存です。しかし、厳しい経済の中で奮闘する事業者の立場もご理解いただければと思います。私たちは、料理の質やお客様の安全に影響を与えない、創造的なマーケティング手法を選択しました」と締めくくりました。





















