ショッピングモールの駐車券発券機に触れた女性が感電
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6月15日、バンコク市内にあるショッピングモール「セントラル・バンナー(Central Bangna)」で、駐車券を取ろうとした女性が電気ショックを受けるという出来事が発生しました。
女性によると、非接触型の駐車券発券機に手を近づけたところ、腕から頭、足にかけて「ビリビリ」とした感覚が走り、その場で体の一部がしびれるような症状が現れたという。
事故発生当時、近くにスタッフはおらず、女性は自力で発券機の異常を伝える必要がありました。駐車ゲートは一時的に開けられたものの、モール側からの謝罪や適切な対応はありませんでした。
翌日、女性の症状は悪化し、体のしびれ、睡眠障害、さらには角膜炎のような目の異常まで現れました。その後、別の病院で手当てを受けるも、仕事を2件キャンセルせざるを得ず、精神的にも経済的にも大きな損失を被ったと話しています。
6月17日、モール側は技術スタッフによる調査の結果、「機器に電気系統の異常は見つかりませんでした」と説明しました。しかし、専門家は「車内や人体に蓄積された静電気が原因の可能性が高い」と指摘しています。
モールは今後の再発防止策として、すべての発券機に静電気除去プレート(ESDプレート)を設置する予定だと発表しました。
一方で、女性はモールの対応に納得しておらず、現在は健康回復を待って法的措置を検討しています。
