スワンナプーム国際空港のエスカレーター故障で一時騒然 けが人なし
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スワンナプーム国際空港でエスカレーターが突然停止し、利用者に恐怖を与える出来事がありましたが、けが人は報告されておらず、すでに技術者によって修理が完了しています。
この故障は6月11日(水)午後11時頃、APM(自動案内列車)駅と新しいSAT-1ターミナルを結ぶエスカレーターで発生しました。事故の映像はすぐにSNS上で拡散し、タイ最大の国際空港での乗客の安全性に対する懸念を呼びました。
動画:https://youtu.be/zl369Q4XX_k
空港当局は迅速に対応し、この問題が技術的な異常を検知した安全装置の作動によるものであると発表しました。
スワンナプーム国際空港副空港長(保守担当)は「システムは異常を検知した際、自動的に運転を停止する仕組みになっています」と述べました。
エスカレーターは直ちに閉鎖され、日立エレベーター(タイランド)社のメンテナンス担当者が調査に派遣されました。踏み板の仕組み自体には大きな異常は見られませんでしたが、技術者は2枚のステップの間に詰まった折れたネジの頭を発見しました。この異物が原因で一部のステップが持ち上がり、エスカレーターの端のプレートに衝突したことで緊急停止装置が作動しました。
また、スワンナプーム国際空港副空港長(保守担当)は「安全システムは設計通り正しく機能しました。乗客にけがはなく、新しい部品で迅速に修理を行い、安全確認も徹底しました」と強調しました。
このトラブルの間も、近くの別のエスカレーターが利用できたため、空港サービスに大きな支障はありませんでした。スエッポン氏は、空港の重要インフラを24時間体制で監視・維持する専門チームが常駐していると市民に安心を呼びかけました。
さらに、スワンナプーム国際空港副空港長(保守担当)は「私たちは最高水準の保守基準を守り、すべての利用者の安全を最優先しています」と述べました。
また、タイ空港公社(AOT)は、スワンナプーム国際空港の世界水準の施設を維持し、東南アジアの主要航空ハブとしての評価向上に引き続き尽力する姿勢を表明しました。
なお、2年前の2023年6月29日には、バンコクのドンムアン国際空港で、タイ人女性が動く歩道で片足を失うという事故が発生しました。それ以来、タイ人の中で動く歩道やエスカレーターに対する不安や恐怖がものすごく強くなっています。
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