ロップブリー県で200匹以上のサルが囲いから脱走 一部は警察署に侵入
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ロップブリー動物保育センターから200匹以上のサルが逃げ出しました。これまでに60匹以上が餌を求めて囲いに戻っています。国立公園局の職員は残りのサルを捕獲するため急いでおり、この作業には2~3日かかると予想されています。
動画:https://youtu.be/iPyrjtXsTt0
脱走は、ロップブリー県ムアン郡ポーカオトーン地区にある保育センターの第3囲いから発生しました。逃げ出したサルは、通常約300匹を収容している「マノーラ・モンキーゾーン」に属していました。
約200匹のサルが11月16日の夕方に逃げ出し、市内の通りをうろついたり、住民の家に入り込んだり、さらにはターヒン警察署に侵入し、警察官が急いでドアや窓を閉める騒ぎもありました。
脱走の原因は、5~6年前に設置された囲いの古いネットがサルの力に耐えられず、逃げられる隙間ができたことです。
市の職員は、餌を使った罠を各地に設置し、できるだけ多くのサルを捕獲しようとしています。逃げ出したサルのほとんどは、食料と水を確保できる囲いの近くに留まっています。
一方、ターヒン警察署の無線オペレーターは、無線通信塔に登りがちなやんちゃなサルを監視しています。サルが無線設備に被害を与える可能性があるため、近づきすぎた場合は追い払う必要があります。
11月17日には、市の職員によって損傷した囲いが修理されました。国立公園局には残りのサルを捕獲するための職員派遣を依頼しており、多数のサルが脱走しているため、捕獲作業には2~3日かかると予想されています。
市当局は、隠れているサルを見かけた住民に対し、動物保育センターまたはモンキーパークの職員に場所を報告するよう要請しています。この施設にサルが最初に収容されて以来、脱走が起きたのは今回が2回目です。(1回目は今年6月に発生しました)
ロッブリーは、サルとの触れ合いが魅力的な観光地ですが、サルは野生動物であることを忘れず、近づきすぎると噛まれたり引っかかれたりする危険があります。サルが威嚇の仕草を見せたら、ゆっくりと後退し、刺激を与えないようにしましょう。