中国人の観光ビザ免除 タイに中国人の物乞いが多数出現
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物乞いの楽園とみなされているタイでは、セター・タウィーシン首相の「中国人の観光ビザ免除」により、タイに中国人の観光客のみならず、中国人の物乞いも多数現れたとの話題が注目を集めています。
中国人の物乞いは、主に大型デパートやBTS駅、ヤワラート市場など、バンコクの中心部の一等地で発見され、団体で働いていることも確認できます。
また、中国人の物乞いの団体は、きちんと準備をしていたため、ラオスやカンボジアなど、近隣諸国の物乞いの団体と違い逮捕することが容易にできないようです。
中国人の物乞いは全員、パスポートを他人に預けて身につけていません。そのため、警察官からパスポートの提示を求められると、それに対応できませんでした。
そして、警察に逮捕された直後、中国人の物乞いが直接電話をかけていないものの、突然タイ人の通訳がすぐに駆けつけ、警察に賄賂を渡して逮捕された中国人の物乞いを釈放させました。
中国人の物乞いは、液体にかけられて大火傷をしたような風貌や、足や腕が切れて不自由な体で、決まって学生の制服を着て可哀想な姿をアピールして、観光客から同情心を誘い、少なくとも20バーツくらいのお金を渡されるそうです。
タイの人気インフルエンサーであるカン・ジョムパランさんが、中国人の物乞いの収入を計算してみた結果、一人一人が1日におよそ1万0400バーツを得て、1月におよそ180万バーツに達します。むしろ、お金をあげたタイ人よりもお金を持ちではないでしょう。
この数字を見たら、よく物乞いにお金をあげていたタイ人は、自分が慈善者家か被害者か、改めて見直す必要があるでしょう。また、警察はインフルエンサー等の動きを待たずに徹底的にこの問題を処置するべきでしょう。
