全ての国でタイ特別観光ビザが申請可能に
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2020年12月8日、タイ政府のプラユット内閣は、これまでは新型コロナウイルスの感染低リスクの国や地域からの入国に限っていた特別観光ビザでの外国人観光客の受け入れを、全ての国や地域からの入国に対して認める事を承認しました。
タイ政府の特別観光ビザは、以下の概要で外国人観光客の長期でのタイ旅行のために発行されているものです。
1.この長期観光ビザ(STV:Special Tourist Visa)は、タイに長期滞在を希望する外国人旅行者のために発行されるビザです。
2.この長期観光ビザ(STV:Special Tourist Visa)の利用者は、タイ政府の指定する検疫、隔離などの措置の全てに同意し、タイ入国時にALSQ(タイ政府指定隔離施設:Alternative Local State Quarantine)で14日間の隔離が行われる事に同意しなければならない。
3.この長期観光ビザ(STV:Special Tourist Visa)の利用者は、タイ入国時のALSQ(タイ政府指定隔離施設:Alternative Local State Quarantine)での14日間の支払い済みの予約票、もしくは医療機関での支払い済みの隔離期間の滞在予約票に加え、ALSQの後のホテルの支払い済みの長期予約票、もしくはタイのコンドミニアムなどの所有の証拠資料、もしくはタイのコンドミニアムのデポジットなどを支払い済みの予約資料のいずれかを、証拠を添えて提出しなければならない。
発行費用は2000バーツで、初回のビザの滞在期限は90日間です。その後は2回までイミグレーション部門で更新を申請することができますので、最大で計270日間のタイでの滞在が可能となります。
このビザについては現時点で、2021年9月30日まで有効とされています。