タイ財務省物品税局の役人を名乗る男性らに恐喝された女性 相手の謝罪を受けるつもりはないと
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2月13日午後5時頃、バンコク・サイマイ区パホンヨーティン通りのソイ52に住む八百屋を営業する女性(75歳)がタイ財務省物品税局の役人を名乗る5人の男性に偽タバコを所有している濡れ衣を着せられ、恐喝された事件が発生しました。
女性にとると、男性らは店内の捜索を見せかけ、営業許可証を要求したり、偽タバコを所有している濡れ衣を着せたりし、その後、女性を強制的にバンの中に押し込み、偽タバコを所有しているとして2万バーツを恐喝しましたが、女性は当時約5000バーツしか持っていなかったため、それを支払わざるを得なかったとのことです。
その後、女性は2月16日に警察に被害届を出し、2月18日にタイ財務省物品税局の役人を名乗るその5人の男性は本物の役人であることが明らかになりました。
女性は「事件の後、ずっと落ち着いてはいられない状態でした。5人の顔や誰に何をされたかなどのことがちゃんと覚えていますから、必ず徹底的に法律に基づき起訴していて、相手の謝罪を受けるつもりはありません。」とインタビューに答えました。