タイの憲法裁判所 プラユット首相職務復帰判断
詳細
タイの憲法裁判所は9月30日、2014年に軍事クーデターを実行し、暫定首相に就任されたプラユット・チャンオチャ首相の任期が憲法で定められた8年を過ぎたと主張する野党側の訴えを退け、首相の職務に復帰すると判断しました。
憲法裁判所によると、プラユット首相の任期は憲法が施行された2017年4月から任期を起算すべきと判断し、まだ上限である8年を過ぎていないとのことです。
つまり、プラユット首相は2025年まで首相の任期を継続することを意味しているということです。
プラユット首相は8月24日、野党側の訴えを受理した憲法裁判所により、首相の職務を一時停止され、その間、プラウィット・ウォンスワン副首相が首相代行として務めていました。