タイの憲法裁判所 プラユット首相の職務を停止
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8月24日9時半頃、タイの憲法裁判所は、憲法で定められた首相の任期の8年を過ぎたことを理由に辞任を求めた野党側の訴えを受理し、プラユット・チャンオチャ首相の職務停止を命じると発表しました。
プラユット首相は、2014年5月22日に軍事クーデターを実行し、同年8月25日に暫定首相に就任し、8年間実権を掌握しており、首相の任期は最長8年と定められた現行憲法に違反しているということです。
憲法裁判所の最終的な判断を下すまでは結論は9月末に見通しで、その間、プラウィット・ウォンスワン副首相が首相代行を務めるとみられます。
憲法裁判所からの職務停止は即日実施で、プラユット首相は15日以内に対応することになります。