タイ入国後の新型コロナ変異株の流入阻止で対策強化を検討
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タイの新型コロナウイルス感染症対策センター (CCSA) は2月15日、タイで初めて新型コロナウイルスの南アフリカ変異株が確認されたことを受けて、一部の旅行者の隔離検疫期間の延長を検討していることを明らかにしました。
同センターは、アフリカのタンザニアからエチオピア経由で帰国した41歳のタイ人男性が、南アフリカ変異株に感染していたことを明らかにしました。男性がアフリカからの帰国だったことから通常より多くの検査を実施して、南アフリカ変異株に感染していることが確認できました。
現在タイに入国した全ての人々は、14日間(15泊16日)の隔離検疫を指定の施設で受ける必要があります。しかし同センターは、危険度の高い国からタイに入国する人々に対して隔離検疫期間を21日間に延長し、南アフリカ変異株を確認するための必須の検査を増加させるよう検討しているとのことです。