バンコク都知事「10月15日に開放するとは言ってない」
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タイ政府は、10月15日からバンコクで、新型コロナウイルスワクチン接種済みの旅行者を隔離無しで受け入れる計画を進めていると伝えられています。
そんな中、9月17日にバンコク都のアサウィン知事は、10月15日からのバンコク開放について、否定的な考えを示したようです。
アサウィン知事は、これまで自身が10月15日にバンコクを開放すると言ったことはなく、その決定を行うのはバンコク都であると語りました。
現在バンコクに住む18歳以上の人々で、2回のワクチン接種を終えたのは40%ほど。アサウィン知事は「バンコク開放には、少なくとも70%が2回のワクチン接種を終えている必要があり、さらに感染防止対策を強化する必要がある。もし、今、再開することを決めても、新たな感染が発生した場合には問題が生じる」と話しています。
アサウィン知事は、10月22日までに70%を達成することを期待しており、都にもっと多くのワクチンが割り当てられれば、加速される可能性があるとのことです。