タイ首相「7日間様子を見る」ロックダウンの可能性も
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タイのサムットサコン県の市場で、外国人労働者を中心に数百人規模の新型コロナウイルスのクラスターが発生されていました。近隣のバンコクでも陽性者が確認されるなど、タイ国内に感染拡大の懸念が出てきています。
そんな中の2020年12月21日にプラユット首相は、新型コロナウイルスの制御ができない場合、ロックダウンが避けられない状況になる場合もあり得ると語りました。
プラユット首相によると、12月28日まで7日間様子を見た上で、大晦日のカウントダウンと1月9日の子供の日のお祝いが可能かを判断するとのことです。
なお、バンコク首都とチョンブリー県は、既に年末年始のイベント中止を決定したと伝えられています。
政府報道官によると、外国人労働者らは宿泊施設を共用している場合が多いため、感染がしやすい状況です。現在、サムットサコン県のクラスターに関連する2600人のテスト結果を待っている状態で、さらに1万300人の検査を行う計画もあるとしています。