タイの市場で大規模感染、労働者ら548人の陽性判明
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タイの保健省は19日、バンコク近郊の市場で働く労働者らを中心に548人の新型コロナウイルスの陽性が確認されたと発表しました。
テレビ朝日の報道によると、クラスターが発生したのは、首都バンコク近郊のサムットサコーン県の海産物を扱う市場です。
新型コロナウイルスに感染した女性が見つかったことを受けて、市場で働く労働者ら2700人の検査を実施した結果、548人の陽性が明らかになりました。
サムットサコーンの県知事は、来年1月3日までただちに県のロックダウン措置を取ると発表し、学校やバーなどが閉鎖されます。
タイの新型コロナウイルスの感染者は4331人で、6月以降新たな感染者のほとんどは海外からの帰国者が占めていて、これまで大規模な国内感染は確認されていませんでした。