タイ軍高官 フン・セン氏を「愚かではないが狡猾」と非難 カンボジア人に退去を要求
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タイのワンチャナ・サワッディー大佐、通称バードは、カンボジアのフン・セン上院議長について「愚かではないが狡猾だ」と述べ、カンボジア政府に対し、国境地帯のバーン・ノンチャン地域から自国民を3〜6ヶ月以内に退去させるよう強く要求しました。バード大佐は、この地域がタイ領であることは過去の合意でカンボジア側も認識していると主張しています。
この強硬な発言は2025年8月26日、バード大佐がタイ王国軍司令部・国内治安維持作戦司令部(ISOC)の安全保障関連任務調整室長として、他の軍高官らと共にサケーオ県コークスーン郡のバーン・ノンチャンおよびバーン・ノンヤーケーオ国境地帯の緊張状態を視察した際に行われました。この視察は、カンボジア国民がタイ領内に侵入し、タイ側が設置した有刺鉄線を撤去したとの報告を受けたものです。
バード大佐は、カンボジア国民が居住している地域は明白なタイ領土であると断言し、その根拠として2000年の覚書(MOU43)を挙げ、カンボジア側もこの国境線に署名・合意していると指摘しました。
バード大佐は「フン・セン氏に伝えたい。彼は愚かな人物ではないが、狡猾な人物だ」と述べ、定められた期間内にカンボジア政府が自国民の退去計画を策定するよう要求しました。もしカンボジア側が何らの対応も取らない場合、タイは国家主権を守るための権利を行使して退去措置を取り、この問題を国境一般委員会(JBC)の議題として提起するとしています。





















