デモ隊の要求内容
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タイで、16日に政権退陣や憲法改正、新たな選挙を求めるデモが行われ、参加者は1万人以上と、現首相による2014年の軍事クーデター以降、最大の規模になりました。
一部の参加者は、最近までずっとタブーの話題だった王室改革も求めています。
デモ隊の要求内容は、プラユット政権の退陣、新憲法の策定、抗議活動に対する嫌がらせ行為の中止、の3つです。
しかし、一部の学生は、ワチラロンコン国王を頂点とする王室の改革についても、10項目の要求を掲げています。
具体的には、国王が持つ憲法上の権利や、宮殿の財宝や軍事力を巡る権限の抑制を要求しています。
王室の政治関与中止も望んでいますが、王室廃止は求めていないことも強調しています。
今後も抗議活動を続ける構えで、緊張が高まるのは必至です。