錯乱した男性が人質を取って発砲 警察が包囲
詳細

5月15日午前10時頃、バンコク首都バーンコークノーイ地区の住宅地で、31歳の男性が錯乱状態に陥り、銃を空に向けて発砲する事件が発生しました。通報を受けた警察は現場に急行し、男の住居を包囲しました。
報道によると、男性は人質を取り、銃を空に向けて6発、さらに警察に向けて3発を発砲した後、自宅に立てこもったとのことです。現在のところ、負傷者の報告はありません。
容疑者の妻の話によれば、夫とはここ4日ほど口論を繰り返しており、その間、夫は一睡もせず、違法薬物を使用していたといいます。こうした状況の中で、精神的に錯乱したとみられています。
現在も警察は容疑者の自宅を包囲し、説得を試みていますが、事件発生から5時間が経過した今もなお、家に突入できていません。警察は、容疑者が銃撃してくる可能性があるとして慎重に対応しています。
この事件により、近隣住民は流れ弾の被害を恐れ、自宅から外に出られない状況が続いています。
