中国大使館 タイの建物崩壊調査に協力を表明
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バンコクの中国大使館は、中国鉄建第十工程局(China Railway No.10 Engineering Group)が建設に関与したタイ国家会計検査院(SAO)の建物が最近の地震で崩壊した件について、メディアからの問い合わせに応じる声明を発表しました。
バンコクの中国大使館の発表:https://www.facebook.com/ChineseEmbassyinBangkok/posts/1073758314782181
バンコクの中国大使館は、2025年4月1日夜にFacebookページを通じて以下のメッセージを共有しました。
「ここ数日、タイにおける中国企業に関する問い合わせがメディアから寄せられました。これに対し、中華人民共和国駐タイ大使館の報道官は以下の見解を表明しました」
「中国政府は常に、海外で活動する中国企業に対し、現地の法律や規制を厳格に遵守し、社会的責任を重く受け止め、社会に貢献するよう指導しています」
「3月28日、中国企業が関与した建設中の建物が地震により崩壊し、多くの死傷者が発生しました。亡くなられた方々、負傷された方々、そしてそのご家族に対し、改めて深い哀悼の意を表します」
「中国はすでに地震救助の専門チームやボランティア救助隊をタイに派遣し、タイ政府の主導する救助活動を支援しています。また、タイ国内の中国企業と連携し、大型クレーンなどの重機を提供し、救助活動に貢献しています」
「今後もタイの要請に応じて全面的な支援と協力を継続していきます。さらに、関連する中国企業に対し、タイ政府の調査に全面的に協力するよう求めています。我々は、タイ政府の調査が科学的かつ公正な結論を導くものと信じています」
