チェンライのペットショップが火災により焼失 損失額は3000万バーツ以上と推定
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1月6日午後9時ころ、タイ北部チェンライ県メーサイ地区にある大型ペットショップが大規模な火災に見舞われました。
近隣の自治体から15台の消防車が出動しました。店内に大量の燃えやすいペット用品が保管されていたことが火の勢いを強める一因となり、消防隊は隣接する建物への延焼を防ぐため、2時間以上にわたり消火活動を行いました。
この火災により、犬、猫、ウサギ、カメ、魚など、数多くの動物が死亡し、損失額は少なくとも3000万バーツ(約1億3000万円)以上と推定されています。火が激しくなる前に救出された動物はほんの一部にとどまりました。
初期調査では、火災の原因は電気系統のショートではないかと見られていますが、詳細な原因を確認するため、鑑識専門家による調査が行われる予定です。
このペットショップは昨年8月から9月にかけての洪水でも深刻な被害を受けていたとのことです。店舗のオーナーは最近ようやく在庫を補充し、営業を再開した矢先に、今回の火災で再び事業を失うこととなりました。
当局は現在も調査を進めており、地域社会は店舗の損失と動物たちの悲劇に対する同情を表明しています。
幸いにも、この火災では人命が失われることはありませんでしたが、火災で命を落とした動物たちは非常に気の毒です。