コラートのショッピングモールで外国人観光客が4階から転落死
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11月18日の夕方、タイ東北部ナコーンラーチャシーマ県(コラート)の中心部にある人気のショッピングモールで、50代とみられる外国人男性観光客が4階から転落する事故が発生しました。
ナコーンラーチャシーマ警察署の警察官と救助隊が午後5時25分頃、現場に急行しました。到着時、モールの警備員と緊急対応スタッフがすでに1階のエスカレーター付近を封鎖しており、被害者が転落した場所には一般人の立ち入りが制限されていました。救助チームが救命措置を試みましたが、男性はその場で死亡が確認されました。
事故の直後、目撃者が撮影した映像が地元ニュース媒体によってSNS上で広まりました。映像には、関係者が現場周辺の見物人を排除しようとする様子や、被害者の遺体が覆われる場面が映し出され、多くの人々が議論や哀悼の意を表明しました。
その後、マハラート・ナコーンラーチャシーマ病院の法医学専門家と警察の捜査官が現場に到着し、遺体を調査しました。初期調査では、両腕と両脚の複雑骨折、頭部の重度の外傷、および多量の出血が確認されました。遺体は詳細な解剖のため病院に搬送されました。
警察は被害者の所持品からホテルの部屋の鍵を発見し、彼が近くのホテルに滞在していた可能性があるとみています。転落前にモール内で買い物をしていたと考えられますが、事故なのか故意によるものなのかはまだ不明です。
現在も捜査が進行中で、警察は被害者の身元の確認を急ぎ、家族または大使館への連絡を試みています。