友達に腕を引っ張られ倒れて頭蓋骨が割れた9歳の女の子 校長は2万バーツを支払って隠蔽工作
詳細
7月20日、トラン県ムアン郡の学校で、9歳の女の子は昼休みに、友達に腕を引っ張られ倒れて頭が床にぶつかりました。しかし担任の先生は、女の子に何の症状もないとみて、そのまま午後の授業を受けさせました。
およそ4時間経ち、担任の先生が女の子の母親に電話をかけ、「女の子は、具合が悪くて学校まで迎えに来るよう」と知らせましたが、頭が床にぶつかったことを話してはいなかったようです。
学校まで迎えに来た母親は、娘の様子がおかしく見えたため、担任の先生から真実を聞き出し、娘は頭が床にぶつかったことが分かったとのことです。また、担任の先生はただ頭にコブができただけ、既に塗り薬を塗ったから、心配はいらないと言いました。
しかし、母親が女の子を病院で医者に診てもらった後、女の子は頭蓋骨が割れておよそ3時間も脳出血が起こっていたという。女の子が早速手術を受けましたが、医者が娘さんは元通りには戻らない可能性もあるので、覚悟しておいた方がいいと母親に言いました。
その後、校長先生を含めた先生たちが病院までお見舞いに来ました。校長先生は母親に2万バーツの慰謝料を渡し、学校の評判を守るためにこのことを他言しないようとお願いしました。
学校を信頼していた母親は、先生のドジのせいで自分の娘が死にかけたことに対しとても失望し、学校や相手の保護者に引き続いて法律に基づき起訴することにしました。